整骨院は、毎日を自由に快適に過ごすためのパートナー

ハルイロ整骨院
久留米市荒木町荒木1385−10 サンライフ荒木 1F
■代表者: 井手 一貴
■創業: 2021年6月20日
 
■TEL: 0942-27-2424

事業内容

2021年6月に開業。痛みを治療するだけでなく、体を上手に動かすことのできる軽い運動やトレーニングも指導し、痛みを繰り返さない体づくり、今までよりも動きやすい体づくりを目指している。

About us 会社概要

自らの経験が「痛みのある人の力になりたい」という想いに
2021年6月、久留米市荒木町の住宅街にほどちかい場所にオープンした「ハルイロ整骨院」。経営者の井出一貴さんは、自身の経験がきっかけで、柔道整復師の道を歩み始めました。「高校時代に野球部に所属し、痛みが出ると、鍼灸師だった父に治療してもらっていたんです。私も鍼灸師の資格をとろうと考えていましたが、父のアドバイスもあり、より患者さんが来やすい柔道整復師を目指すことにしました」。
自分のように、痛みのある患者さんの力になりたい。スポーツに打ち込んでいる学生たちもサポートしたい。そう決意し、佐賀県にある九州医療専門学校に入学。25歳で見事資格を取得し、久留米市内の整骨院で経験を積みました。当時は学校で学んだことと実際の患者さんの違いが勉強になったと話します。「柔道整復師は骨折、脱臼、捻挫、打撲など怪我全般を診ます。が、実際には寝違えのような首の捻挫や、ぎっくり腰、腰痛などの患者さんがほとんど。学校で学ばなかったことばかりでした」。

現場で実際に患者さんとふれあい、方向性が定まる
治療業界の手技やマッサージなどの施術方法は、整骨院によってさまざま。基本的な施術を身につけられたのが、「自分らしい治療の方向性のベースになった」と井出さんは話します。
また、腰・首・肩の痛みは、施術しても数日たって再び痛くなることがありました。それは、体を上手く使えていないことが原因。日常生活の動作をしっかりと教え、少し習慣づけるようなトレーニングが必要だと感じた井出さんは、「いつか独立・開業する際は、ベッドの上での施術だけでなく、体を動かし、トレーニング方法まで伝えられる整骨院をつくりたい」と、“自分らしい治療院”の夢を描くようになりました。
新規出店に関わり店舗づくりを勉強しつつ、お世話になった整骨院の院長に相談しながら準備を続けた井出さん。田主丸町商工会からのアドバイスも受けて、晴れて開業に至ったのです。




Founding 創業計画

●コンセプト、ターゲット層について
「治療と運動ができる整骨院」というコンセプトを最初に決めました。お客様の年齢層は幅広く、学生から年配の方まで来ていただいています。また、「できれば学生を診たい」と考えていましたが、結果的に中学校近くに出店できました。ケガなどでプレーできない学生たちの助けになれたら、と考えています。

●田主丸町商工会に相談したタイミング
開業までをサポートしてくれる機関をいろいろと探しましたが、セミナーの日程が私の都合と合わずに断念していました。その後、田主丸町商工会に伴走型の支援があると知り、相談したところ受け入れてもらえ、私の仕事の都合などを優先しつつ、創業計画をつくることができました。

●伴走型の支援を依頼して良かったこと
マンツーマンで相談に乗ってもらえたことです。細かいところまで聞くことができ、計画書もしっかりと練ることができました。また、開業までの流れは経験していましたが、売り上げや経費などの経営面は自分で考えていなかったので、中小企業診断士の方にサポートしてもらうことで、少しずつ目標が見えたと思います。

●告知、宣伝について
ホームページをつくり、オープン前に3日間だけ無料体験会を実施したところ、満員で大変盛況でした。ほか、近隣の住宅に家族総出でチラシを配りました。オープン以降はやはり知名度がまだ無く、ここに整骨院があること自体、認知されていなかったので、集客に苦労しました。

Future その後の展開と未来への展望

痛くなってから来るのではなく、痛みを予防するために
若草色のように、春のフレッシュでみずみずしいイメージから名付けた「ハルイロ整骨院」。現在は紹介や口コミで、お客様を獲得していますが、来院数は当初の創業計画と少し乖離していると井出さんは言います。「お客様それぞれにかかる時間も違いますし、受付や電話などに時間を割くこともあるので、1日で受けられる人数は机上の予想よりは少なくなっています。今以上にお客様が増えた場合は、スタッフを増やすことも考える必要があるでしょう」。
実際に来院する方の中で最も多い悩みは、やはり腰痛。肩が上がらない、首が痛くて上を向けない人も少なからずいるそうです。そういった患者さんが自分に合った運動を行うと、腰痛やぎっくり腰を防ぐことができると井出さんは話します。「動きやすい体をつくることができるトレーニングも指導したいので、アメリカの理学療法士がつくった資格を取得予定です」。

もっと自由に、快適な毎日を目指して
とはいえ、家ではなかなか運動が習慣化しないものです。今後は患者さんに「痛みの治療だけでなく、体のメンテナンスとして定期的に通ってもらえる整骨院を目指したい」と井出さん。痛みの改善だけでなく、仕事やスポーツ、趣味を自由に楽しむため、整骨院へ通う。そういった、治療からアフターケアへの流れをつくりたいと語ってくれました。
学生から年配の方まで誰もが気軽に行けて、体の些細なことも相談でき、毎日を快適に過ごすためのサポートまで任せられる…。地域の方々に寄り添う整骨院の歴史はスタートしたばかりです。

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