「営業代行」と「SNS運用支援」でブルーオーシャンにのぞむ

縁joy合同会社
久留米市合川町305-2
■代表者: 林 浩平
■創業: 2024年5月28日
 

事業内容

営業代行会社で培った経験・ノウハウをもとに「成果報酬型の営業代行」「SNS運用の支援サービス」の2つを事業の柱に据える。ソフトウェアサービスまわりの営業代行を得意分野とするほか、ウェブマーケティング領域での知見を生かして中小零細企業の「低コストでできる販促活動」をバックアップする。

About us 会社概要

中小企業の営業活動、SNS運用をバックアップ
縁joy合同会社が取り組んでいる事業は大きく二つあります。一つは主にIT業界を対象とした営業代行業。営業担当者が不足している中小企業から依頼を受けて見込み客の獲得から商談、契約まで行います。なかでも近年伸びているSaaS(ZoomやSkypeなどインターネットを介して提供されるソフトウェア)を開発している企業は社員をソフト開発に集中的に投入するため、営業代行に高いニーズがあります。
もう一つの事業が、インスタグラムを中心としたSNSの運用支援サービスです。飲食店や美容室などインスタグラムを活用した情報発信・顧客獲得はメジャーな販促活動の一つになりつつありますが、戦略的に活用できているケースは多くありません。そうした企業・個店にアクセス分析やフォローの自動化、コメントへの自動返答機能などを持つSNS運用ツールを提供し、フォロワー獲得や顧客との関係構築を支援します。よく似たサービスにSNSの運用代行がありますが同社の場合、最終的に各店舗が主体的に運用していくためのサポートを行います。
いずれの業務も電話やウェブ会議サービスなどを介して行うため、全国に向けたサービスが可能です。

「人と話すことが好き」~起業は営業の仕事で
こうしたノウハウは前職の営業代行会社で習得しました。「コロナ禍で対面営業が制限されたことを機に電話やウェブによる営業が増え、営業代行業のニーズが近年急増しています」と林さん。「前職の会社では新規開拓の営業電話、広告を見た方からの問い合わせ対応、さらにZoomなどを使った商談も経験しました。ウェブマーケティングの支援も行っていたので、ネット広告やその誘導先であるランディングページの制作も手掛けました」。
営業代行会社に勤める前はJAで野菜・保険の販促、中古車販売店で顧客対応に従事。いずれも営業職として経験を積んできました。「親が事業をしていたこともあり、独立はずっと頭にありました。人と話すことが好きでしたから起業するなら営業の仕事だと思っており、30歳になったタイミングで独立しました」
2024年5月に会社を設立。「縁joy」の社名には人との縁やつながりを大切にし、楽しく働いていきたいという思いを込めました。




Founding 創業計画

・田主丸町商工会への相談のきっかけ
起業に向けた情報収集をするなかで、商工会の「創業塾」を受講することで様々な支援制度が受けられることを知りました。ただ、久留米市内の他の商工会は受講日程があらかじめ決まっており、早く起業に向けた準備に入りたかったことから参加者の希望にあわせて受講できる田主丸町商工会へ。

・創業までの歩みと創業支援
個別に研修を受けることができたためマンツーマンで指導してもらい、個別にいろいろと聞くことができました。特に事業計画の立て方については「どう計画を立てたらよいのか分からない状態だったので、大変参考になった」と言います。

Future その後の展開と未来への展望

SNS活用で低コストでの集客が可能に
前職の営業代行会社から委託される仕事もあり、現在は営業代行業務が売り上げの中心を占めています。「営業代行の潜在ニーズはまだまだあると踏んでいます。SNS運用支援はこれからのサービス。それぞれウェブ広告なども使いながら、顧客を開拓していこうと思っています」
いずれの事業も多くの新規開拓が見込め、競合相手の少ない「ブルーオーシャン」市場。成長の余地は十分にあります。特にSNS運用支援には力を入れ、売上比率を上げていくことが当面の目標です。そのためにはSNS運用の重要性、さらにすぐれた機能を持つマーケティングツールがあることを広く知ってもらう必要があります。 「今はまだ、コストをかけてまでSNSに力を入れようとする企業は少ないのが実情です。ただ、SNSを戦略的に活用すれば大手クーポンサイトやレビューサイトなどに高い予算をかけることなく、低コストで集客が可能です。経営基盤の弱い小規模事業者こそ、SNS活用にもっと本腰を入れる必要があることを伝えていきたい」
店舗や企業のなかには、SNSに投稿する時間が取れないため、運用そのものを代行会社に委託するところもあります。
「来店につながるなら…と月々数十万円の委託料を払っている会社もありますが、運用代行会社がやっていることといえばSNS運用ツールを活用し、その分析をまとめアドバイスをすること。であれば自社でツールを入れて内製化した方が長期的に見てメリットがある、というのが私の考えです」

久留米を活性化させ、全国への営業強化
現在のスタッフは林さんを入れて3名。顧客獲得のための広告展開から顧客との商談、サービス実施まで一貫してウェブ上で行うことができるため、少人数でも全国に事業を拡大できるのが強みです。
「久留米を拠点に置き、株式上場とまではいかなくとも億単位の売り上げをあげる企業にしていきたいです。SNSの運用支援に関しては、まず地元の店舗にサービスを提供して売上拡大に導き、久留米の活性化に貢献していけたらと思っています」
地元久留米の店を元気にし、そして全国へ。林さんの挑戦は始まったばかりです。